とりぼっち

主に舞台の感想が好きなように書かれています。

「推し」について考えている

閲覧やスター、ありがとうございます。文章を書く時の励みになっています。

ちょこちょこ色んな方のブログで見かける「りさ子のガチ恋♡俳優沼」という作品に前々から興味があり、先日原作小説を読みました。まさかほぼ一日で読んでしまうとは思いませんでした。こんなに夢中になったのは魔性の子以来です。魔性の子十二国記シリーズのひとつですが単品で完成度高すぎくんで読めるのでお時間ある方は是非読んでみてください。

そうしてりさ子についてですが、何故そこまで没入できたかというと異常なほど共感性が高かったからです。分かりみが強過ぎて若干精神を削られましたが、小説作品としてもとても面白い。

 

本題としましては、とうとう私にも推しと呼べる人ができたかもしれないという話。自分が思い込みが激しく熱しやすく冷めやすい性格だと自覚しているのでまだはっきり推しですと言える自身は無いのですが、好きだなあとは思います。

元々役者さんより作品のキャラ萌えをする性質だったのですが、その人に対してはその人の仕草とかが好きだと思うんですよね。そもそも気になり出したきっかけは座談会での役を演じていないその人自身を見てからだったりします。

推しを持つ職場の後輩であり観劇の先輩に倣って実は初めて手紙なんか書いちゃったりして初めてプレと一緒にプレボに投入させて頂いちゃったりなんかしたんですが、これ結構苦しいですね。此方は贈って終わりなので結果が分からないから苦しいのかもしれない。便箋を手にしたのも何年振りか分からない。でも恐らく今後も手紙は書く気がします。

 

色んな方の推しについて書かれている記事を読むのはとても楽しいです。なるほどと思うことも、羨ましいと思うこともあります。憧れているのかもしれない。

前述のように後輩にも推しがいるので、奇跡のワンチャンで接触イベに参加できることになった彼女の動向を見守っています。マジで奇跡。受付当日、二人して申し込みを忘れていて昼休憩の時思い出して叫びました。

そしてもうほぼほぼ推しなんだとは思うのですが、推しになりそうなその人には個人ブロマイドがない! ランブロにしかいない! うわあと後輩に嘆いていましたが恐らくランブロも通販してくれそうなのでそうなったら後輩も買ってくれるらしいです。開封し合いましょうと言ってくれました。昼休憩、私たちは阿鼻叫喚しそうです。

 

 本当はりさ子の感想文を書いていたのですが、彼女に共感するところを中心に書いていたら自分やばいなと思ったのでお蔵入りしました。まだ内に秘めておきたい感情でしたが、やっぱりりさ子の気持ちはとても良く分かるんですよね。

りさ子を読んでから「推し」とは何ぞやと考えるようになりました。何処からが推しなのか、形のないものを認識するのは難しいですがもう既に推しているんだろうなとは思います。結論その人の一挙一動が好き、そんな感じ。

休みも少ないわ人も辞めていくわの職場なのでその人が出ているすべての舞台を観るのは至難の業ですが、自分のペースでぼちぼち推していけたら幸いなのかなと思います。